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考え方のクセ

職場で「自分さえ我慢すれば何とかなる」と苦しくなる貴女へ

2021.04.03

第265話: 職場で「自分さえ我慢すれば何とかなる」と苦しくなる貴女へ

だいぶ前にご相談を受けた方のことです。
彼女は派遣社員として働いていたのですが、
その働きぶりを認められて抜擢され、
重要な仕事を任されるようになったのです。

 

ですが、それを妬んだ同僚から
引き継ぎをしてもらえないなどのいじわるをされていたのです。
これは彼女の言い分なので
相手にもそれ相応の言い分はあるかもしれません。

 

ここでその真偽を明らかにすることは置いておいて、
彼女の言い分を聞いていきたいと思います。
まわりから理解されずに落ち込み辛さを抱えている彼女。

 

BlogA「私さえ我慢すれば何とかなると思います。」
この言葉はそんな時に出てきたのです。

 

まあ、私自身もずっと若い頃、
物ごとを複雑に大げさにしたくないという気持ちがあり、
自分だけがひっそりと我慢していたこともあります。

 

我慢していると、なんとなく収まったこともあれば、
なんで私だけ?と苦しくなったこともありました。

 

心理カウンセラーになるだいぶ前のことですけどね。

 

さて、今の私は違った考えを持っています。
もちろん、我慢することが必要な場合もあります。
が、今は、我慢は自分も相手も苦しめてしまうと思っています。

 

我慢することは一見美徳のように思えますが、
我慢しているココロは同じように相手にも我慢を求めます。
だから相手が我慢せず自由に振る舞ったり、
意見を言うのが許せなくなってしまうのです。

 

そして我慢しない相手が悪いと
自分の価値観に合わない相手を責めるようになってしまいます。
ですが相手を変えることはできませんよね。
そうなると余計相手への怒りが積もってきてしまいます。

 

その怒りすら表現することを我慢するのですから本当に辛いです。
でもそれは自分で自分を大切に扱っていないから。
自己責任です。
我慢するばかりを続けていると、自分の欲求にも気づけなくなります。

 

今回は、我慢ばかりの貴女が、
自分を変えたいと思った時にやって欲しいことを2つ紹介しますね。

 

我慢に気づく

まず一つは、我慢している自分に気づくことです。
普段から、辛抱強く我慢ばかりしている人は、
自分が我慢していることにすらあまり気づかなくなります。そ
れが日常になってしまっているからです。

 

だから、悔しい、悲しい、嫌だ!という気持ちが湧いてきた時、
「あれ?私、我慢していないかな」と感じて欲しいのです。

 

言いたいことも言えなかった・・・
言葉にするのをグッと我慢しちゃった・・
最初はそんな自分の状態に気づくことが大切なんです。

 

本当はどうしたいのか?を考えてみる

BlogB次に、今日、本当は言いたかったけど、
思わず飲み込んでしまった言葉がある場合などは、
「なんて言いたかったのか?」とあえて考えて欲しいのです。

 

この時は、相手への配慮などは必要ありません。
自分の心との対話なので、
思った通り、頭に浮かんだ通りの言葉を書き出してみましょう。

 

「○○さん、それって酷いんじゃない?私に嫉妬してるんでしょ。」

 

「あのさ、いつもそんなに人に意地悪ばかりしていると、
ますます意地悪な顔つきになるよ。」

 

「あなたの場合は、品格の問題よね。
よくもそんなひどいことが出来るもんだわ。」

 

普段我慢しているのですから、
少々、強い言葉が浮かんできてもかまいません。
自分で制限せずにちょっと書き出してみましょう。
あるいは実際に言葉に出してみましょう。

 

次に、「相手に対して自己主張する」ことが大切なのですが、
まずは、自分の気持ちに気づくことや
自分の感情を否定せずに大切にすることから始めましょう。

 

というのは、何でも我慢してしまうのは、
そうすることでまわりから評価されてきたからかもしれません。

 

貴女の性格というより、
そうせざるを得ない環境があったのかもしれません。

 

だから、いきなり「我慢しないで言いたいことを言いましょう」
というのは、貴女にはとても難しいことなのです。

 

それこそ頑張って相手に伝えようと思ったのに、
出てきた言葉が相手を責める言葉だったり、
これまで我慢してきた気持ちが怒りとなって爆発してしまったりと、
間違った自己主張になってしまうこともあります。

 

我慢ばかりしてしまう人は、
まずは自分を理解することから始めましょう。

 

ハッピーハートコンシャスのカウンセリングでは、
貴女がこれまで生きてきて、
どうしても変えることが出来ない考えのクセや、
これは私の性格なのだから仕方ないと諦めてきた行動を、
どうしてそうしてしまうのかという自分を理解することで、
変えていく方法を学んでもらっています。

 

今の自分を少しでも変えたい!
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と本気で思っているのであれば、
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まとめ
我慢ばかりしている人には理由がある。まずは我慢している自分に気がつくこと!

 

必要以上にまわりに合わせて、毎日ぐったり疲れていませんか

2021.03.13

第262話:必要以上にまわりに合わせて、毎日ぐったり疲れていませんか

貴女の心の中に「人から嫌われたくない」「人からどう思われているか気になる」という気持ちはありませんか。

 

職場では、グループリーダーとして仕事を任されることもあるけれど、心の中では「リーダーなんてしんどい」「自信がない」と思っているかもしれませんね。

 

BlogAだから、仕事中は、いつもどこか体が緊張していて、家に帰るとぐったりと疲れてしまう・・・そんな日が続いたら、とても辛いですよね。

 

私自身も、20代の若い頃は人からの評価を気にしていたこともありました。そして、そんな自分を自分で評価もしていたんです。「今日は、ちゃんとできたから私は大丈夫だった・・」っていう自己評価ですね。いやあ、なんと疲れることをしていたのでしょうか。当時は大まじめでしたけどね。

 

今日は、もし貴女が、他人に合わせすぎる自分からほんのちょっと自由にラクになりたいと思っているなら、役に立つ方法をお伝えしますね。

 

体をほぐそう

まずは、力が入り緊張してガチガチになっている貴女の体をほぐしましょう。体と心はつながっているのですね。だから、体がほぐれると、心もほぐれていくのです。

 

方法はいくつもあります。マッサージに行ってもいいですし、自分で出来ることをやっても良いと思います。例えば、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かってその後、クリームでマッサージするのです。お気に入りの香りだったらもっとリラックスしますよね。

 

あとは、ストレッチ。入浴後の短い間で良いのでやってみましょう。

 

力が抜けない人は、まずは力を思いっきり入れてみましょう。例えば、肩に力を入れ、思いっきり耳に近づけるように上げます。そして、脱力してストンと肩を落とします。これを10回くらいやってみましょう。

 

不安な気持ちを自分で抱きしめてみる

「人から嫌われたくない」「人の評価が気になってしまう」気持ちの時は、きっと心の中に「不安」が渦巻いているに違いありません。

 

嫌われたらやっていけない、自分がダメになってしまう・・・不安や恐怖が心を占領しているのです。

 

BlogBそんな時の対処法は、不安な気持ちを自分で優しく受け入れること。
「そうだよね、不安だよね。嫌われたくないよね。」と自分に声をかけてあげましょう。

 

でもそれで終わりではありません。頑張っている自分の手や腕や肩、足などを摩りながら、
「大丈夫だよ」という言葉も自分にかけてあげて欲しいのです。

 

嫌われたらどうなる?を考えてみる

最後は、ちょっと上級編です。もし仮に貴女が職場の誰かさんに嫌われたとしましょう。

「で?だから?それで、どうなる??」って考えてみてください。

 

Aさんに嫌われたからって、Bさんは私の味方をしてくれる・・・と思えるかもしれないし、Aさんのご機嫌を取ることにもほとほと疲れた・・・だから、ま、いいかと感じるかもしれないし、あ~やっぱり最悪だ!と思ったとしても命までは取られないでしょう?

 

ビクビクして過ごしているよりも、開き直った方が今よりはラクかもしれないと感じるかもしれませんね。「なんとかなるかな」って思うかもしれません。

 

「だから、私は大丈夫!」って最後に自分に声をかけてあげましょう。

 

ここまで3つの方法についてお伝えしました。でも、そうはいってもなかなか出来ない・・って感じる方もいらっしゃるでしょうね。

 

これが自分の性格なんだから仕方ない・・とも。

 

でも、これって本当に貴女の性格なんでしょうか?自分で自分を評価してしまう程厳しい性格なんでしょうか。他人の目が気になり、いつも緊張してしまうのは貴女の本当の性格なんでしょうか。

 

これまで生きていく中で、こういう考え方のクセを身につけたのではないですか。しかも、そう考えることが自然だった、自分でいられた、親に褒められた・・いろいろな理由があることでしょう。

 

だから、性格を直す必要はないんです。これまでの考え方のクセを手放して、新しい考え方のクセを手に入れれば良いのです。

 

でも、これに気づくことは難しいし、自分で新しい考え方を取得するための訓練が必要なんですね。

 

だから、ハッピーハートコンシャスでは、そんな貴女が自分の考え方のクセに気づき、少しでも気持ちがラクになるようお手伝いをしています。

 

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まとめ
自分の考え方をまずは受け入れよう。そして新しい考え方を手に入れる訓練をしてみよう。

ネガティブな考えが止まらない。ぐるぐる思考をとめる3つのコツ

2020.12.05

第249話: ネガティブな考えが止まらない。ぐるぐる思考をとめる3つのコツ

 

自分関係®カウンセラー(臨床心理士 / 公認心理師)の高橋雅美です。

 

2020年も残すところあと1か月。あらためて振り返ってみると、1年前の2019年12月には全く想像もしていなかった「1年」でしたね。だからこそ、今年は新しいことにチャレンジをしたり、自分を見つめ直す機会になったという方もいらっしゃるでしょう。

 

あるいは、今年は、とにかく目の前のことにだけ集中して、とにかく乗り切ることだけに頑張ったという方もいらっしゃいます。ジタバタしても始まらない。自分と家族の心身の健康だけを第一に、なんとか切り抜けよう!というわけですね。とても大事なことですね。

 

どちらの方も、普段以上におうち時間が増え、時おり感じる「将来への不安」が頭から離れないこともあったのではないでしょうか。そうですよね。これまで私たちが経験したこともない感染症が拡大し、その影響が日常生活や社会全体、そして全世界に広がったのですからやむを得ません。

 

BlogAこの不安への対処。貴女は上手に出来ていますか。不安を感じている気持ちを放っておくと、他にもネガティブなことが思い出されたりします。「あれもこれもどうしよう。」「こうなったらどうしよう」とどんどん不安も大きくなってしまうのです。

 

また、不安にとらわれていていると、過去のことが突然思い出され、「あの時はどうすれば良かったのだろうか。」などとクヨクヨしてしまうこともあります。

 

このように、ぐるぐる思考は放っておくと心身のエネルギーを奪われてしまいます。そして、本来ならば、上手くできることや、簡単に出来たことでさえもミスをしたりして、ますますネガティブに陥ってしまうこともあるのです。

 

一旦、陥ってしまうと、この「ぐるぐる思考」から抜け出すのがなかなか難しいのですね。今日は、ぐるぐる思考から抜け出す方法3つをご紹介しますね。

 

辞めようとしなくて良い

ぐるぐる思考とは、考えが反すうしているということです。これを、「辞めよう」とするのは、さらに大きなエネルギーが必要だったりします。だから、あえて、「辞めよう」としなくて良いのです。

 

「辞める」必要はありませんが、「気づく」ことは重要です。「あ、今、私、ぐるぐる思考になっているな。」と気づくということです。

 

感情・行動の上書きをする

BlogB気づいたら、ぐるぐる思考のままでかまいませんので、他の行動をしてみましょう。出来れば、貴女の心が動くようなことです。「大好きな音楽を聴く」「筋トレしてみる」「お香をたいてみる」など、心地良いな~と感じることをやってみましょう。

 

つまり、あらたに「感じること」「行動すること」で、ぐるぐる思考に感情と行動の上書きをするのです。

 

そして、あらたに始めた「心地良いこと」に気分が移り、ぐるぐる思考から少しでも離れることが出来たら大成功です。急にぐるぐる思考をゼロにすることは出来ないかもしれませんが、一瞬でもネガティブ思考を忘れることが出来れば良いのです。まずは、ここを目指してみましょう。

 

実況中継をしてみる

それでも気分が変わらず、ぐるぐる思考が変わらない場合は、今の自分が行っていることを「実況中継」してみましょう。職場などであれば、心の中でやってみるのです。

 

例えば、

「今、私は、○○さんにお礼のメールを書いています。」

「今晩の夕飯の買い物にいくため、スーパーへの道のりを歩いています。」

「大好きなラベンダーのアロマでやさしく体をマッサージしています。」

こんな感じで、今、貴女がやっていることを実況中継するのです。

 

BlogCこれは、「今、ここ」に集中するということです。

 

ぐるぐる思考の時は、気持ちが上の空になってしまいます。だからこそ、「今、この瞬間」に意識を向けるのです。まわりに人がいない場所であれば、声に出してみるのがお勧めです。

 

とにかく、意識が「今」に切り替わることが大切だからです。

 

ぜひ一度やってみてくださいね。

 

まとめ
気づくこと、感情と行動の上書き、そして実況中継がお勧め

 

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ココナ渦で生じた不安や孤独。捉え方を変えてラクになる方法

2020.11.14

第246話:ココナ渦で生じた不安や孤独。捉え方を変えてラクになる方法

自分関係®カウンセラー(臨床心理士 / 公認心理師)の高橋雅美です。

 

BlogC2020年も残すところあと1か月と少しになってきました。振り返ってみると、今年は、これまでの「当たり前」が「当たり前ではなくなった」年だったとしみじみ思います。

 

ハッピーハートコンシャスにお越しの方はその多くが30代後半から40代を中心とする働く女性なのですが、ライフスタイルの大きな変化に戸惑っている方も少なくありません。

 

特に「働き方」の変化によるストレスを感じていらっしゃる方。例えば、プレッシャーを感じることが多くなっています。相談することも遠慮してしまう。後輩や部下のメンタルのケアにも目を光らさなければならなくなっているのですね。

 

一方で、これまでストレス解消法だった旅行が気軽に出来ない環境が続き、マスクをつけることが日常になった今では、メイクにも興味がなくなり、テレワークが続くことでファッションにも関心がいかなくなったという生活全般にハリがなくなってしまった方もいらっしゃいます。

 

BlogAそしてこの時期、冬を迎えるにあたり、感染へのますますの不安。生活が変わるのではないかという不安。人間関係の切り離しにより、強く感じることが多くなった孤独感。

 

ネガティブなことばかりと綴ってしまいましたね。では、こんな状況をどう捉え、どう考えたらよいのでしょうか。

 

実は捉え方を変えることは可能です。ネガティブな出来事や環境を、あえてポジティブな面から捉えてみるのです。それを、リフレーミングと言います。

 

仲間と話し合ってみる

起きている出来事や物事を自分一人で変えることが難しい時。それを価値観が近い仲間、気の合う仲間と語り合ってみましょう。共有することはお勧めです。吐き出すことで、気持ちは少しでもスッキリします。また、貴女の考えや感じ方に共感されたり、承認されることで、ますます気分が良くなるのです。

 

できるだけ、面白いことを考えてみる

物ごとの影ではなく光に目を向けるのです。影が濃いというのは、実は光も強いということだからです。つまり、ネガティブなことでも、何かしらのポジティブな点がきっとあるはずだからです。

 

●テレワークになった夫にお料理を覚えてもらう機会にしよう

●「副業」のネタをみつけてみよう

 

私などは、在宅時間が増え、瞑想をすることが多くなり、すっかり日常生活の一部となりました。今では、「瞑想」を実践しながら、それを教えるということもやってみようかな?などと考えているところです。

 

メタ認知で考えてみる。客観的に俯瞰して見てみる。

BlogBもう一人の貴女が、今の貴女の現状を上から見ていると考えてみましょう。この状況はどのように見えますか。例えば、将来、コロナを経験していない人に、今の状況をどのように伝えますか。貴女の経験は活かせそうでしょうか。

 

少し視点を変えると、見えるものが違ってくることがあります。先日の母校上智大学での講義の中で、このリフレーミングのワークをやってもらいました。学生さんたちは若いからか、心が柔軟で様々な考えが出てきてびっくり。それを一人で考えるだけではなく、グループワークで仲間と共有したことも良かったみたいです。

 

さあ、皆さんも、今の状況から何を学びますか。どんなことを自分の将来に活かしますか。

 

まとめ
ネガティブな状況の中でも捉え方を変えることで気づきや学びが生まれる

 

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強いリーダー。皆を引っ張るリーダーになれない時。貴女はどうする?

2020.10.17

第245話:強いリーダー。皆を引っ張るリーダーになれない時。貴女はどうする?

 

自分関係®カウンセラー(臨床心理士 / 公認心理師)の高橋雅美です。

 

最近、会社など組織におけるリーダーとは、「上長とその部下」のように権限がはっきりしている上司がリーダーとなる構造ではなく、あるプロジェクトを成功させるために様々な部署からメンバーが集められ、その中にプロジェクトリーダーが存在するという構造に変わりつつあります。

 

このようなプロジェクトチームは、メンバーは年齢や経験もバラバラですし、何より、このプロジェクトに対するメンバーの想いが様々ということもあり、実はリーダーとして皆をまとめ上げ、ゴールを共有してチームとして成果をあげるのは、とても難しいことでもあります。

 

40代になり、あるプロジェクトリーダーを任されたというA子さん。最初は張り切っていたのですが、自分はメンバーを引っ張っていく「強いリーダー」にはなれないとわかってきました。

 

BlogAA子さん曰く、「チームをまとめるためにも、私自身がもっと前に出なければと思うのですが、心理的な抵抗があるんです。出る杭は打たれると思っているというか、積極的になれない。それに以前、とても厳しい上司のもとで働いたことがあるのですが、なんか萎縮してしまっていつも緊張していたんです。ちょっと父に似ていたのかもしれません。」と話されます。

 

実はA子さんは、見た目はおっとり、ふんわり派というのか、前に立ち、皆を引っ張っていくというタイプではありません。仲の良い友人との会話では、どちらかというと聞き役になることも多いタイプなのです。そんなA子さんは、本来は、縁の下の力持ちではないけど、メンバーの能力が活かせるに環境を調整したり、やる気がおきるようサポートしたり、そんな方が得意なのですね。

 

そんな自分のタイプをわかっているのですが、A子さんの中には、優しく、ふんわりしたリーダーだと、メンバーに「なめられるんではないか?」って考えてしまっているのですね。結局、A子さんは、「リーダーは強くなければならない、そしてなめられてはいけない」という考えが強く、特にまわりの目、チームメンバーの目を人一倍気にしているのです。

 

一方で、前に出て目立ってしまうことにも抵抗があるのです。なぜなら、以前、とても厳しい上司の下で働いていた時、A子さん自身はもちろん、他の同僚も皆、上司への遠慮を感じ、委縮してしまい、いつも自信が持てなかったという体験をしていたからです。つまり、リーダーの理想像がありながら、それが辛い部下がいるということも身を持って体験しているというわけですね。

 

このような場合、A子さんはどんなプロジェクトリーダーになれば良いのでしょうか。どんなリーダー像を目指していけば良いのでしょうか。

 

そのステップは2つあります。

「こうあるべき」という考え方を手放す
自分らしさ、自分の得意をそのまま受け入れる

 

「こうあるべき」という考え方を手放す

まず、なんといっても、リーダーはこうあるべきという考え方を手放すということですね。
強くて皆を引っ張っていく、さらにカリスマ性のあるリーダーは、そのようなリーダーが必要な場合は、チームにとって良い影響を及ぼしますが、このようなリーダーだけが良いリーダーとは限りません。

 

ましてやA子さんのプロジェクトチームは、年齢や経験はもちろん、性別もバラバラという多様性のあるチームなのです。彼らをまとめるためには、たった一人のリーダーが、何もかも決めて、判断して、引っ張っていくのではなく、様々な立場や価値観の違いを受け入れつつ、チームとして一体感、団結力を持つ必要があります。

 

そんな場合に必要なのは、果たして「強くて引っ張っていくリーダー」なのでしょうか。

 

自分らしさ、自分の得意をそのまま受け入れる

私は、2019年から母校の上智大学で、学生にグローバルリーダーシップの講義を行っていますが、その中でもお伝えしていることがあります。それは、チームを活かすには、相手の話を聴く、つまり「傾聴」がしっかりできることが大切であるということです。

 

BlogBA子さんも、強いリーダーになるのではなく、メンバーの能力が活かせるに環境を調整したり、やる気がおきるようサポートするなど、まさに彼女が得意だと感じているリーダーシップを発揮すべきなのです。

 

さて、女性活躍推進という名のもと、女性の管理職登用も少しずつですが、増えてきています。貴女は普段、どんなリーダーシップを発揮していますか。それは貴女の「得意」を活かしたリーダーシップですか。リーダーは「○○であるべき」という考えを手放して、「自分らしい」新しいリーダー像を作っていってくださいね。

 

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

 

まとめ
「○○であるべき」という囚われから自由になり、自分らしいリーダーシップを発揮しよう

 

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不安や混乱の中で心が乱れるとき。気持ちを切り替えるヒント

2020.08.22

第240話:不安や混乱の中で心が乱れるとき。気持ちを切り替えるヒント

自分関係®カウンセラー(臨床心理士 / 公認心理師)の高橋雅美です。

 

BlogC新しい生活様式の中で日々、仕事をし、日常生活を送ることを余儀なくされている今、多くの方が、先の見えないコロナ不安の中でストレスを感じています。今年の3月下旬から緊急事態宣言下においての不安とは別に、この生活がいつまで続くのだろうか、果たして終わりが来るのだろうかという、新たな不安もあいまって、「なんとなくやる気が出ない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

 

あるいは、このコロナを経験したことで、これからのご自分の働き方についていろいろを考えを巡らしている方もいらっしゃると思います。例えば、「この会社でこのまま仕事をしていくべきなのか」「自分は本当はどんな仕事、どんな働き方がしたいのか」などと、家にいる時間が増え、「そもそも、どうしたいのか?」とそもそも論を考えることもあるかと思います。

 

ネガティブ思考が渦を巻いてしまっているような時、気持ちをリセットするためのヒントをお伝えしますね。

 

出来ていることは何か
頑張っていることは何か
無理せず続けるために何が出来るか

 

出来ていることは何か

BlogBまず、不安や混乱、ネガティブ思考の中にあっても、どこかに今の貴女が「出来ているところ」というのがあるはずです。「朝、きちんと起きて会社に行っている」ことでも良いのです。出来て当たり前と思うのではなく、出来ていてすごい!と感じてください。誰にも褒められずとも、貴女自身が自分に対して出来ていることを探して認めて、褒めるのです。

 

頑張っていることは何か

一方で、あまりうまく行かずに葛藤の中でもがいていることもあることでしょう。そのような時、「出来ていないこと」に焦点を当ててはいけません。たとえ、出来ていないことであっても、出来るように頑張っているのではないですか。もがいているというのはそういうことですよね。だから、「頑張っていること」は何か。それを見つけて、自分の頑張りを認めてあげましょう。

 

他にも、自分が日々のちょっとした幸運など、「ラッキーなところ探し」をすることもお勧めです。

 

BlogAつまり、ネガティブに考えがちな時は、「影」ではなく、あえて「光」を探して、気持ちを「光」の方に持っていくということなんですね。

 

無理せず続けるために何が出来るか

最後にお伝えするのは、「出来ていること」「頑張っていること」を無理せず続けるためには何ができるのかを考えてみるということです。そのために「何かを辞める」ということも選択肢の中にあってかまいません。

 

大切なのは「無理せず」ということ。すでに頑張っているわけですから、無理する必要はありません。例えば、今「出来ていること」や「頑張っていること」が、元気な時の2割であっても良いのです。

 

この2割がゼロにならずに、2割のまま続けていくにはどうしたらよいのかを考えるということ。もちろん、心と体が元気になり、2割が5割、そして7割と出来るようになればそれに越したことはありませんが、それが「無理そう」な場合は、低空飛行でも続けることをまずは考えてみましょう。

 

まとめ
あえて光を見るようにする。そして大切なキーワードは「継続すること」

 

自信が持てない。人間関係が上手くいかない。このまま、この仕事を続けていくべきかわからない。40代からの働き方、生き方に悩んでいる貴女は今すぐココをクリック。

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